🌟TAROT~THE WORLD~🌟

✡タロットの世界を読み解いていきます✡

タロットカードの歴史

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 誰でも1度は耳にした事がある「タロットカード」。その本質や内容を知らない方としては【神秘的】【占い】【呪い】…etcが挙げられる事と思います。

 ここから、そんな謎に包まれたタロットカードの歴史を紐解いていきます。

 

CONTENTS 

 

🌟タロットカードの起源

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 「タロットの起源」というものは、長年研究がされておりますが、明確な起源やルーツといったものは、未だ謎に秘めております。その説は諸説を含めると多数存在しております。

 フランスの有名学者「クール・ド・ジュブラン」著『原始世界』では、タロットの起源はエジプト発祥と唱えられており、現代ではこの著書の説が最も有力であるとされております。

 その他様々な文献や著書から、古代ユダヤ発祥説やジプシー発祥説、中国発祥説、インド発祥説等も提唱されております。

 タロットの歴史の記録上、最も古いタロットカードというのは、1392年『シャルル6世のタロット』というものがありますが、これは現存しておりません。

 この「シャルル6世」という方は、フランスはヴァロワ朝の第4代国王の事で、20代半ばに精神病を発症し、情緒が不安定であったこの「シャルル6世」を慰める為に、画家の「ジャクマン・グランゴヌール」に書かせたのが、この『シャルル6世のタロット』と言われております。

 次に古い物は、1415年の『ミンキアーテ版』というものがあります。これは、イタリアはミラノの第3代公爵である「フィリッポ・マリーア・ヴィスコンティ」が秘書の「トルトナ」に作らせたもので、現在では後世に作らせたレプリカが現存しております。

 そして、古いタロットの中でも現存するものとして挙げられるのは、15世紀半ばに北イタリアで作られた『ヴィスコンティ・スフォルツァ版』というものがあります。これは、イタリアの都市国家であったミラノの支配権を確立した「ヴィスコンティ家」という貴族の家系の為にデザインされたもので、現在では271枚のカードが発見されております。

 この当時は、貴族や富豪といった人種の為に宮廷画家が、1枚1枚手書きで描いて作っており、とても高価なものとされておりました。主には貴族が遊戯や、娯楽の為にタロットカードを使用し、庶民からすると手が出せない代物だったそうです。

 16世紀になり、木版画の技術革新がなされ、大量生産出来るようになり、次第に庶民にもタロットカードが普及していきます。庶民のタロットの最も多い使用方法は、現代の占いといったよりもギャンブルで使用するといった事が多く、当時は再三に渡って禁止令も出ております。

 18世紀に入り、ヨーロッパでは「オカルティズム」がトレンドになってきます。この「オカルティズム」というのは、現代で言う「オカルト」の事で、人間の運命や人生、世界の在り方や原理を、科学的に解明出来ない領域に関わるものの事を指し、錬金術や占星術、心霊術等といった事も思想の1つです。

 当時「オカルティスト」として名を確立させた、フランスの「エリファス・レヴィ」が初めて、ユダヤの神秘主義思想「カバラ」とタロットを結び付けたり、ヘブライ語のアルファベット22文字を、総数22枚ある大アルカナカード1枚ずつに当てはめたりした事で、タロットカードは次第に「占い」をする手法として使用されるようになってきたのです。

 

 現代のタロットカードというものは、諸外国では未だに遊戯として使用されるシーンもありますが、基本的には「占い」や「鑑定」といった事で使用されております。フルデッキ(全てのカード)は78枚もあり、大アルカナカード22枚と小アルカナカード56枚に分かれております。

 この大アルカナカードというのは「寓意画」が描かれたものを指しており、とても抽象的な絵が描かれております。それに対し、小アルカナカードというのは、14世紀頃に作られた「トランプ」の原型が元になっているともいわれております。

 この原型の78枚の現代におけるタロットカードが作成されたともいわれるのが、そこまで古い時代でもなく、19世紀末頃になります。「黄金の夜明け団」という秘密結社が結成され、そこに所属していた「アーサー・エドワード・ウェイト」が、同時期に所属していた「パメラ・コールマン・スミス」に作らせたものです。

 1909年に「ライダー社」からタロットカード「ライダー版」が出版されました。これが現代においても一番有名なタロットカードとなります。当時、全世界に衝撃を与えたほどの売れ行きで、1969年には「アレイスター・クロウリー」が『トート・タロット』を出版しております。※現在「ライダー社」はもう存在しておりません

 そして最新のものとなると、世界では様々なオリジナリティ溢れるイラストのタロットカードが世に出回っております。まずは、意味を理解する為にも定番の「ライダー版」から入門して、様々なタロットカードデザインをご覧になってから、自分が好きなデザインをセレクトするのも面白いかと思います。

 

🌟タロットカードの種類

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「ライダー版」

 タロットカードの種類というのは、先述いたしました様に、現在では数えきれない程の種類が存在しております。

 今、タロットや占いに興味を持っている、これからタロットカードを始めてみたい、と言う方であれば、まずは『ライダー版(ウェイト版)』はオススメです👇

 
 理由として明確に言える事が、基本的に現代で販売されているタロットカード全般というのは、オリジナルに富んだものもございますが、ほとんどのものは上記の1909年に発売された初期のタロットカードでもある「ライダー版」を基盤として作成されている為、他のタロットカードを見た際に、大体意味合いを捉える事が出来るようになります。
 そもそも描かれている絵から「カードの意味」がわかりやすく、正式なものからタロットの世界に入っていく事を考えると、この「ライダー版タロット」は初心者でも非常に分かりやすく、オススメと言えます。
 もちろん、プロの鑑定士や占い士をやられている方も、この「ライダー版」を使い続けている方は山ほどおります。
 
「ユニバーサル・ウェイト版」
この「ライダー版」を、目に優しいテイストのパステルカラー調で仕上げられた『ユニバーサル・ウェイト版』等もオススメです👇

 
 その他、有名で古いタロットカードも様々ありますが、タロットカードの歴史上としてはかかせない、必要最低限覚えておいた方が良いタロットカード等もご紹介していきます。
 
「ヴィスコンティ・スフォルザ版」
 まずは、現存する最も古いタロットカードでもある『ヴィスコンティ・スフォルザ版タロット』のレプリカです👇

 
 描かれた絵全てが、美術館で絵画を見ているかの様に引き込まれます。当時の画家が貴族の為に1枚ずつ描いたという事を想いにふけながら1枚ずつ見ていくと、とても不思議な気持ちに誘われます。
 正式な古き良きタロットカードですので、使う事はもちろんの事ですが、自分のコレクションとして、ここぞという時に等に使われると、タロットとしての本来の力が発揮されるものにも見えてきます。
 
「マルセイユ版」
 タロットの中でも色使いにとても特徴がある事でも有名で、木版画テイストのイラストが使用されている『マルセイユ版』です👇

 
 16世紀頃から出版されており「ライダー版」「トート版」と、この「マルセイユ版」が3大タロットと称されております。この3大の中では「マルセイユ版」が一番古いルーツと歴史を持ち、バリエーションにも富んでおります。
 ただし、58枚ある小アルカナカードの数札に関しましては、数字が描かれたシンプルデザインで、大アルカナカードの様な絵は描かれていないのがネックとも言えます。
 
「エッティラ版」

 タロットの起源において、先述いたしましたフランスの「クール・ド・ジェブラン」が提唱したタロットのエジプト発祥説が基準とされた『エッティラ版』👇

 
 これは、当時フランスで有名なオカルティストでもあった「エッティラ」が、正式な占い用のタロットとしてデザインされたカードです。1789年に「初代エッティラ版」が出版されております。こちらも「マルセイユ版」と同一で、小アルカナカードの数札がシンプルで、タロットの背景や意味は暗記しなければ使う事は難しいと思います。
 
「トート版」 

 とても独特で、新しい年代に作られたタロットカードです。1969年に、魔術師の「アレイスター・クロウリー」が作成した『トート版』👇

 

 このタロットはとても特殊で、人を魅了する様なデザイン性が非常に強いカードです。「アレイスター・クロウリー」が魔術師という事もあり、描かれた絵も「ライダー版」と比較すると、全く異なるものもあります。

 さらに、名称自体が違うカードもあり、カードを見て直感で意味合いをわかるくらいのレベルでないと、扱いは非常に困難なカードです。

 

 こういった様々なタロットカードが存在する為、そのデッキによって鑑定結果というものにも特徴が出てきます。いつもタロットカードを持ち歩いて占いたいという方であれば、デザインも自分が好きなものというのを前提に置いた上で、小さめのタロットカードをセレクトするのもアリかなと思います。

 「タロットカード」は知っているけど、見た事自体はない。という方が結構おられます。最初はカードの大きさにビックリするのではないかと思います。「ライダー版」で表しますと、従来のトランプより2倍とまではいきませんが、大体1.7~8倍くらいのサイズなのが従来のタロットカードです。

 大きいからカットしづらいのでは?と思った方、大丈夫です。タロットにおいてスタンダードなやり方といたしましては、トランプの様にカットするといった事はなく、テーブルでシャッフルしていくので、大きくても大丈夫なのです。

 ここから、タロットカードを使用した占い・鑑定のスタンダードな流れもご紹介していきます。

 

🌟タロットカードの基本的な鑑定方法

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1.鑑定を始める前に静かな場所で、気持ちを落ち着かせます

2.鑑定(占いたい)内容を、まず具体的な質問にいたします

3.質問内容に合った「スプレッド方法」を思考します

4.タロット(リーディング)クロスの上でカードを裏面(絵や数字が描かれている方が下向き)にして両手で時計回りにシャッフルします

5.シャッフルしている際に、質問された内容を念じながら、カードに自分のパワーと念を送ります

6.カードを1つにまとめます。ここで注意点ですが、縦向きにまとめたのであれば、上が正位置(カードを正式に見た向き)となり、下が逆位置(カードを逆から見た向き)となります。横向きにまとめたのであれば、自分から見て左手側が正位置となるようにします。※これは様々な説がありますが、自分で決めておくと便利ですし、混乱しなくなります。

7.それをまとめたら、念じ続けながらカードを3つにわけます※このカットは省略しても問題ありません

8.わけた3つのカードの山を、再度1つにまとめます

9.先に決めた「スプレッド方法」でカードを場に展開していきます

10.場に出したカードをリーディング(読み解く事)して結果をお伝えしていきます。ここで、タロットを展開していく上で1番重要な注意点ですが、場に出したカードをめくる際に、絶対に横からめくる事です。縦方向でめくってしまうと、カードの向きが逆になってしまう為、質問内容の結果のカードが逆になってしまう為です。

 大まかにまとめると、以上がタロットのスタンダードな鑑定方法(占い方)となります。ここから、上記で記載している「スプレッド方法」というものも解説していきます。

 

🌟スプレッド

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 「スプレッド」とは、単純に和訳すると「広がる」「普及する」「波及する」等の意味を持ちますが、タロットカードにおける「スプレッド」とは、鑑定する際にカードを展開させていく「並べ方」の事を指します。

 現代では、オリジナル性の高いスプレッドが数多く見受けられます。占い師・鑑定師によって様々なスプレッドが存在します。質問者の内容によって、スプレッドを決めていきます。

 このスプレッドをセレクトする事は、とても重要な事で、スプレッドによっては1枚で鑑定したり、10枚使用したり、多いものだと3~40枚以上を使用して鑑定したりするスプレッドも存在しております。

 質問者がどのくらいの結果を知りたいかによって決める事になります。スパッとしたイエス・ノーといった答えだけを知りたいという方であれば、1枚で結果を出せるスプレッドでも鑑定が出来ます。

 逆にかなり具体的な質問で「現状の悩みと解決策まで知りたい」「どうすれば今の状況を打破出来るのか」といった質問であれば、1枚のカードのみでリーディングしていくのは困難となりますので、10枚以上使用したスプレッドを使い、様々な対策を打ち立てる事が出来ます。

 

 この様に、質問者に寄り添ってあげてスプレッドを思考し、お悩みや求められている答えに最適なスプレッドをセレクトして鑑定する事が最も大切な事です。

 世界には、個人個人でオリジナルで作成された、様々なスプレッドも存在しておりますが、数種類のオススメなスプレッドを下記ページにてご紹介しております。

 

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